「上海で最も學費が高い私立學校」と言われるウェリントンカレッジ上海校にこのほど、幼稚園「(上海)バイリンガル幼児センター」が設立された。2016年から児童を受け入れ、學費は年間18萬元以上になるという。チャイナネットが伝えた。
上海前灘國際商務區投資(集団)有限公司の陶剣雯総支配人は、「ウェリントンカレッジ上海校はもともと外國籍の學生向けで、中國の學生は受け入れていなかった。バイリンガル幼稚園は、國內の教育要領とリンクさせるだけでなく、ウェリントンカレッジの教育內容も取り入れる」と話した。
上海初のイギリス式バイリンガル就學前教育機関となるウェリントン(上海)バイリンガル幼児センターのイギリス側園長は記者に対し、「幼児センターのバイリンガル環境は児童が中國語?英語半分ずつで學習できるよう保証し、イギリスの早期基礎段階(EYFS)の教育要領を取り入れ、ウェリントンカレッジ獨自の8大教育方法である言語とロジック、自己認識と人間関係、文化とスポーツ、道徳と精神とリンクさせ、児童に獨特な體験をさせる。2016年3月に最初の児童を迎え入れる」と明かした。
「前灘ウェリントン?バイリンガル教育事業」の投資額は10億元に上る。募集定員はなく、規模から言って、學費が高くても利益を上げることは難しいと見られる。
「人民網日本語版」2015年10月30日