ブラジルの海岸の一角でこのほど、あるフィットネス愛好家が撮影した大膽な寫真が有名になっている。約330メートルのがけに足でぶら下がり、フィットネスで鍛え上げた凄い腹筋の持ち主のように見える。當時、実際に非常に危険なため、これをみた大勢の人が愚かな行為だと言っていた。しかし、撮影秘話を明かしたあと、みんながこれは編集された寫真ということを知った。大勢の観光客がこの地にどっと押し寄せ、巖のうえでさまざななポーズを取り、恐いもの知らずに見せかけている。
この寫真はもともとブラジル?リオデジャネイロの冒険家ルイス?フェルナンド?キャンデラさんが始めたものだ。彼は昨年11月、ペドラブランカ國立公園の崖の上でガールフレンドにビックリ寫真を撮影された。彼が2本足で1萬メートルの高さもあるような崖にさかさまにぶら下がっており、足元からはビーチと國立公園が一望できる。當時、キャンデラさんは「これは彼がトライした中で最も危険な技だ。フィットネスで鍛え上げた筋肉のみに支えられ、フィットネスが素晴らしいものに思えた瞬間だった」と話す。また「ガールフレンドはビックリさせられたが、ためらうことなくこのような寫真を撮りたいと思った」と続ける。
しかし、ライザ?マリナーリさんが今年初めに投稿したユーチューブの動畫によって、キャンデラ氏の「崖の神話」の真相が暴かれた。動畫の中では、キャンデラ氏が「スゴ技」を演じた例の巖が実際には地面からほんの3メートルしか離れておらず、立ったままで巖に手が屆きそうだ。この寫真は角度や光をうまく組み合わせて撮影すれば、1萬メートルの崖上にある巖のように見える。キャンデラ氏はいつでも落ちそうなふりをしているだけだ?,F時點で、この動畫は既に3萬900人に視聴されており、それ以來、観光客が続々とこの観光スポットを訪れ崖にぶら下がる寫真を撮影している。中にはキスをするカップルや子供を救出する父親を裝う人もいる。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年12月17日