「數學は體育の先生に教えてもらったのか?」とからかうこともあるかもしれないが、今後は、中國でも実際にそのような狀況がありえることになりそうだ。南京師範大學、南京暁荘學院などの大學が、江蘇省教育庁の「卓越した小學校の教師育成計畫改革プロジェクト」の実施校となり、1學級を擔任し、全ての教科の指導も行える教師の育成を試みることがこのほど、取材で分かった。揚子晩報が報じた。
小學校に「學級擔任制」が導入されると、國語(中國語)や道徳などだけでなく、數學など他の教科も、擔任教師が教えることになる。江蘇省は既に、小學校で「學級擔任制」導入を推奨している。同制度が導入されると、國語の授業でも、教師が數學を教えたり、美術の授業中に詩の書き方を教えたりすることができる。