中國交通運輸部(省)は26日、全國100以上の都市で年內にも乗車カードの相互利用が実現する見込みであると明かした。中國新聞社が伝えた。
交通運輸部の劉鵬飛?報道官は26日、北京で開催された記者會見において、「5月の時點で、196都市が『乗車カード』の暗號化キーを提出、174都市が正式な承認を待っている狀態だ。このうち35都市は、全市區の交通公共機関の改造を終えた。南京はすでに、路線バス?地下鉄?連絡船?タクシー?公共自転車?路面電車など各種交通機関で準備を整えた」と述べた。
劉報道官は、以下の通り続けた。
「交通運輸部は現在、省都と経済発達都市を中心に、北京?天津?河北地域、長江デルタ地域、珠江デルタ地域、長江中流の都市密集地域、東北三省、成都市?重慶市などの重點エリアを対象とした業務を進めており、各地の技術アップグレード改造スピードを加速させている。今後も、『乗車カード』の運営管理システムと安全システムをさらに完備していく。また、多様化した外出に対する住民のニーズにより萬全に対応するため、『乗車カード』モバイル決済分野の関連製品に対する革新を強化し、『乗車カード』関連製品の多様化を進めていく」。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年5月27日