765萬人!今年大學を卒業する學生數は過去最多記録を更新した。さらに、経済の下振れ圧力は依然として大きいことから、今年は「最も困難な就業年」と言われている。しかし調査の結果、新卒者の多くが楽観的な気持ちを抱いており、今年の就職戦線を何とか生き殘れるだろうと期待していることが判明した。また、彼らが予想する初任給額は平均5千元(1元は約16.7円)を下回った。中國新聞網が報じた。
○報告:新卒者の過半數、「今年の就職戦線を何とか生き殘ることができる」
求人サイト「智聯招聘」が中國新聞網に提供した報告によると、大學新卒者の半數以上は、「今年の就職戦線を何とか生き殘ることができる」と考えていた。彼らがこのような楽観的な心理狀態を抱いている理由の一つとして、今年の新卒者がまだ実際に社會人になっている訳ではなく、人材市場の競爭圧力を実感していないことが挙げられる。また、「90後(1990年代生まれ)」の多くが、物が豊かな時代に育っており、生存競爭に対する圧力をさほど実感していないことがもう一つの理由とみられる。
各求人サイトの報告でも、「90後」の大學新卒者にとって、仕事は、「生計を得るための手段」だけではなく、「自己実現する上での重要なプロセス」でもあると指摘されている。