中國社會(huì)科學(xué)院日本研究所と全國日本経済學(xué)會(huì)が編集し、社會(huì)科學(xué)文獻(xiàn)出版社が発行した「日本経済青書：日本経済と中日貿(mào)易関係研究報(bào)告（2016年）」が24日、正式に発表された。

それによると、2015年12月28日、日本の內(nèi)閣府は調(diào)査報(bào)告「日本経済2015‐2016」を発表し、訪日外國人観光客が、特に中國人観光客が激増して、日本の國內(nèi)消費(fèi)を牽引し、日本経済に対してますます影響力を発揮するようになっていると指摘した。日本は2020年の東京五輪開催が決まっており、訪日外國人観光客數(shù)は今後さらに大きく伸びる可能性がある。中國人観光客の大量買い現(xiàn)象「爆買い」は持続しないとみられるが、長期的に安定した観光産業(yè)の発展が日本企業(yè)により大きな持続的発展の可能性を與えることになる。

同報(bào)告は次のように分析する。14年の訪日外國人観光客の消費(fèi)額は日本の名目GDP（國內(nèi)総生産）の0.4％前後に相當(dāng)した。訪日外國人観光客の絶え間ない増加という好材料に押されて、日本では観光産業(yè)がGDPに占める割合が自動(dòng)車産業(yè)を超えた。ここから中國人観光客の「爆買い」がなければ、日本経済の落ち込むペースはさらに加速したであろうことがうかがえる。中國人観光客の「爆買い」現(xiàn)象は、低迷する日本経済に活力を注入してくれた。ここ2年ほど、中國人観光客は調(diào)理家電や美容家電、紙オムツなどの製品に旺盛な需要を示し、日本を訪れて買い物することで、日本に観光バスなどの製品のニーズももたらしている。

また同報(bào)告は次のように指摘する。15年には中國人観光客500萬人が日本を訪れ、消費(fèi)支出は前年より大幅に増加し（15年第3四半期＜7-9月＞の一人あたり平均支出は28萬円）、これは日本で消費(fèi)人口約100萬人を生み出したのに相當(dāng)する。この観光客たちは日本の福祉サービスは利用せず、日本経済の低迷を解決に導(dǎo)く貢獻(xiàn)を一方的にしてくれるありがたい存在だといえる。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年5月26日