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デジタル人民元のSIMカードに対応したハードウェアウォレット機能がまもなくリリースされる。中國銀行は11日に微信(WeChat)公式アカウントを通じて、中國銀行、中國電信(チャイナ?テレコム)、中國聯通(チャイナ?ユニコム)が近くデジタル人民元アプリケーションでSIMカード対応ハードウェアウォレット製品を共同リリースすることを明らかにした。この製品はまもなく一部のテスト地域で招待されたユーザーが體験した後、段階的に他のテスト地域へと推進?拡大される。現在あるのはNFC(近距離無線通信)機能を備えたアンドロイドのスマホのSIMカード対応ハードウェアウォレットのみという。
SIMカード対応ハードウェアウォレットはデジタル人民元アプリのウォレットをスーパーSIMカードと結び付け、ユーザーは業者の店舗で決済する時に、QRコードを読み込んだり呼び出したりする必要がなく、攜帯電話がロックされた狀態でも業者のPOS端末にかざすだけで、簡単に支払いができる。
SIMカード対応ハードウェアウォレットは電源レス決済に対応しており、攜帯電話がオフライン狀態、待ち受け狀態、電源レス狀態でも使用できる。
注目されるのは、攜帯電話を交換する際、同じスーパーSIMカードを新しい攜帯電話に入れれば、すぐに交換作業が終わり、ユーザーの決済體験への影響はないことだ。
通信分野の専門家は、「技術の絶え間ない発展により、2016年から、SIMカードが『スーパーSIMカード時代』に入った。一般的なSIMカードに比べ、スーパーSIMカードは容量がより大きく、より多くの情報データを保存できる。暗號化アルゴリズムがより複雑で、ユーザーのプライバシー保護では安全に対する脅威によりよく対応することができる。より多くの応用の機能があり、ユーザーの日常生活のさまざまな場面を網羅している?,F在、スーパーSIMカードはデジタル人民元+銀行カード+乗車カード+カードキーなど複數の役割を融合したものになっており、買い物での決済、交通?移動、ロック解除などの日常的な生活シーンで、スーパーSIMカードをちょっとかざせば、ユーザーは『1つのカードで何でもできる』便利な移動?決済體験を味わうことができる」とした。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年7月13日