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中國のガリウム?ゲルマニウム輸出規制がサプライチェーンを破壊することはない

人民網日本語版 2023年07月12日09:01

(畫像著作権はCFP視覚中國所有のため転載禁止)

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中國の商務部(省)と稅関総署はこのほど公告を発表し、今年8月1日よりガリウム?ゲルマニウム関連製品に対する輸出規制を実施することを決定した。米商務省はこれに「斷固反対する」とのコメントを発表し、一部の西側メディアは中國の決定がグローバルサプライチェーンの安定を破壊すると極めて大げさに騒ぎ立てている。中國のガリウム?ゲルマニウム関連製品を管理する措置は合理的で合法的なもので、グローバルサプライチェーンの安定維持にプラスの役割を果たし、米國をはじめとする西側諸國がグローバルサプライチェーン破壊のレッテルを貼ろうとしても、それは実のところ泥棒が泥棒を捕まえろと叫ぶようなものだ。「経済日報」が伝えた。

ガリウムは半導體と太陽電池業界で多く使用され、ゲルマニウムは光ファイバー通信、赤外線光學、太陽電池、原子核物理學の探査などの分野で幅広く応用されている。ガリウム?ゲルマニウム関連製品に対する輸出規制は國際的な慣行で、世界の主要國は一般的に規制を実施している。日増しに複雑になる國際情勢に直面して、中國政府はガリウム?ゲルマニウム関連製品が合法的な用途に用いられるよう輸出規制を実施する。その目的は國家の安全を守り、國際的義務をよりしっかり履行することにある。関連の措置は、中國の「輸出規制法」、「対外貿易法」、「稅関法」などの法律?法規に明確な根拠を見いだすことができる。

米國をはじめとする西側諸國は中國の合理的で根拠ある措置を世界経済に損害を與える行動だと大げさに騒ぎ立て、さまざまな荒唐無稽な話をでっち上げており、その動機と目的を疑わざるを得ない。

中國は常にグローバル産業チェーン?サプライチェーンの安全?安定の維持に努力し、常に公正?合理的?非差別的な輸出規制措置を実施してきた。中國の今回の措置はガリウム?ゲルマニウム関連製品の輸出を禁止するものではなく、それをより精密に管理するものだ。商務部と稅関総署が発表した「ガリウム?ゲルマニウム関連製品に対して実施する輸出規制に関する公告」によると、輸出業者は関連規定に従い輸出許可手続きを行うべきで、エンドユーザーと最終的用途についての証明書、そして業者とエンドユーザーに関する説明資料も提出しなければならない。審査を受けて許可されれば、商務部が軍民両用製品?技術の輸出許可証を発行する。ここから、中國は関連製品の利用についての正確な検討評価を行い、合理的な用途で、適切に管理が行われる場合は使用制限を心配する必要はなく、関連産業の発展にも影響を與えないことがわかる。

周知のように、グローバルサプライチェーンの不安定化を招いているのは中國ではない。その張本人は米國をはじめとする西側諸國にほかならない。中國の発展を抑圧し、押さえ込むため、米國は半導體など多くの分野で中國に対する不合理な規制を打ち出すとともに、同盟國と共同で、さらには脅迫までして中國を抑圧しようとしており、グローバルサプライチェーン?産業チェーンの安定を大きく損なっている。

米國をはじめとする西側諸國の激しい反応は、中國には外部からの包囲や抑圧に抵抗する十分な力があることを客観的に示していると指摘しておかなければならない。ガリウム?ゲルマニウム及びその関連化合物はグローバル産業システムで重要な役割を果たしており、歐州連合(EU)、米國、日本などの先進國では戦略的で重要な鉱物リストに組み入れられている。中國は世界最大のガリウム?ゲルマニウムの生産國で、米國で使用されるガリウム?ゲルマニウムの半分以上が中國から輸入されたものだ。この事実は、中國がグローバルサプライチェーンの中で欠かすことのできない役割を果たしていること、中國の動きがグローバルサプライチェーンの安定維持にとってポジティブなプラスの意義を持つことをあらためて米國に注意喚起している。中米両國の経済は深く融合し、緊密に連攜しており、中國を包囲?抑圧しようとするすべてのたくらみは、グローバルサプライチェーンに損害を與え、間違いなく失敗し、必ずや自分自身にも返ってくるだろう。(編集KS)

「人民網日本語版」2023年7月12日

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