中國商務部(省)の王文濤部長は4日、北京で河野洋平會長率いる日本國際貿易促進協會訪中団と會談した。雙方は中國の改革開放政策、中日の経済?貿易関係、新興分野での協力、産業?サプライチェーンの安定などについて踏み込んだ意見交換を行った。商務部ウェブサイトが伝えた。
王部長は、両國の経済?貿易協力の促進に向けた日本國際貿易促進協會の長年の貢獻を肯定的に評価。「中國の開放の扉が閉ざされることはなく、より大きく開いていくのみだ。協會が引き続き『経済による政治の促進、民間による政府間の促進』という理念を堅持して、中日両國の経済分野での対話や交流の強化を促進することを希望する」と表明した。
また、王部長は、「中國は現在、中國式現代化を推進し、新たな発展構造の構築を加速している。これは日本を含む各國の企業による中國での投資や事業展開にとって、さらに多くの発展のチャンスをもたらすだろう。日本側がグリーン?低炭素、醫療?高齢者ケア、デジタル経済などの分野で対中協力を拡大し、経済?貿易促進活動に積極的に參加し、産業?サプライチェーンの安定性を共同で維持することを歓迎する」と強調した。
河野會長は「日中の経済?貿易協力は両國関係及び地域の安定?繁栄にとって重要な意義を持つ。協會は対中交流?協力を強化し、現在の困難や試練を克服し、長期的視點で、両國関係の健全で安定した発展を後押ししていく」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年7月5日