國連教育科學文化機関(ユネスコ)執行局第206回會議が17日に開催され、中國の安徽省九華山地質公園と山東省沂蒙山地質公園が、ユネスコ世界ジオパーク(地質公園)に認定された。これにより、中國國內でユネスコ世界ジオパークに認定された公園は39ヶ所となった。世界には計147ヶ所のユネスコ世界ジオパークがある。人民日報アプリが報じた。
九華山世界地質公園
公告によると、新たに認定された地質公園は、地球の地質多様性を反映していると評価された。九華山世界地質公園は、安徽省青陽県にあり、その名前は、「9基の雄壯で美しい山」を意味しており、その獨特かつ有利な地質條件によって、同地區の生物多様性と文化伝統の繁栄が大いに促進された。九華山の山頂には仏教寺院が建設されており、その一部は紀元5世紀にまで遡ることができ、宗教?歴史?文化的に重要な意義を備えている。沂蒙山世界地質公園は山東省臨沂市に位置し、城のような岱崮型地形が點在し、その間に數多くの歴史?文化遺産や遺跡が分布している。ここには、周朝の萬壽宮や孔子小魯処、1500年の歴史を誇る元帥樹、孟良崮戦役紀念碑のほか、いくつかの著名寺院もある。
沂蒙山世界地質公園
このほか、チリのKütralkura 世界ジオパーク、クロアチアのVis Archipelago世界ジオパーク、エクアドルのImbabura世界ジオパーク、ノルウェーのTrollfjell世界ジオパーク、ペルーのColcay y Volcanes de Andagua、スペインのCourel Mountains世界ジオパークが、新たにユネスコ世界ジオパークに認定された。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年4月18日