三峽ダムは設備容量が世界最大の水力発電所で、その1基目の発電機が稼働?発電してから7月10日で丸20年となった。新華社が伝えた。
三峽ダムの水力発電機は計34基、総発電設備容量は2250萬kW、年間設計発電量は882億kWh。中國の「西電東送」(西部地域で発電した電力を東部地域に送電すること)と「南方地域と北方地域における電力の相互供給」の基幹電力供給源だ。電力は晝夜連続で華東、華中、広東省などの地域に送電される。
三峽ダムはこの20年で累計1兆6000億kWh以上のクリーン電力を送電した。これは中國の住民による2022年の電力消費量に相當する。標準石炭の消費を4億8000萬トン余り減らし、二酸化炭素排出量を13億2000萬トン余り削減。中國のクリーン?低炭素で安全?効率的なエネルギー體制の構築をサポートしている。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年7月10日