7月1日、メキシコの首都メキシコシティにあるチャプルテペック動物園で撮影されたパンダの「欣欣」(撮影?辛悅衛)。
メキシコの首都メキシコシティにあるチャプルテペック動物園で今月1日、パンダ「欣欣(シンシン)」の33歳の誕生日を祝うイベントが開催された。新華社が報じた。
イベントで、「欣欣」には、リンゴをたっぷり詰めたメキシコの伝統的なくす玉である「ピニャータ」がプレゼントとして贈られた。たくさんの來園客が足を止めて、寫真を撮影したり、動物園が準備したパンダが描かれたケーキを食べたりしていた。
7月1日、メキシコの首都メキシコシティにあるチャプルテペック動物園で撮影されたパンダの「欣欣」(撮影?辛悅衛)。
張潤?駐メキシコ中國大使は挨拶の中で、メキシコが長年にわたりパンダを大切に世話してきたことを稱賛し、「パンダは中國と世界各國を繋ぐ友好大使。『欣欣』は中國とメキシコの誇りだ」と語った。
チャプルテペック動物園のフェルナンド·グアール園長は挨拶の中で、「當園のスタッフは『欣欣』が長生きしていること、そして、約半世紀にわたりパンダの世話をしてきたことに、誇りを感じている。中國は、野生動物保護における世界的な協力を推し進めており、パンダはすでに、『絶滅危懼種』から『危急種』に引き下げられている」とし、中國のパンダ保護における取り組みとその成果を稱賛した。
7月1日、メキシコの首都メキシコシティにあるチャプルテペック動物園で撮影されたパンダの「欣欣」(撮影?辛悅衛)。
1975年、中國政府はメキシコ政府に、つがいのパンダ「迎迎(インイン)」と「貝貝(ベイベイ)」を贈呈した。その後、1990年にはその孫となるメスのパンダ「欣欣」がメキシコで誕生した。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年7月3日