國連総會は先日、2019~2021年の國連の通常予算と平和維持活動(PKO)予算の分擔率を定める決議を採択した。これにより中國は両予算の第2の拠出國となる。途上國として中國は自らのできる事を盡くし、財政義務を含む國連の枠組での各義務を揺るぎなく履行し、世界の平和と発展に積極的に貢獻する。新華社が伝えた。
この決議により、中國は國連通常予算の分擔率がこれまでの約7.92%から約12%に上昇し、第2の拠出國となった。PKO予算でも分擔率が約10.24%から約15.22%に上昇し、引き続き第2の拠出國となった。
近年中國は経済と社會が著実に発展し、國內総生産(GDP)が速い成長を維持し、世界経済成長への寄與率は長年30%以上を維持している。中國の発展は國際社會のおかげであり、中國は自らの発展によって世界の発展に貢獻したいとも考えている。今回中國が國連の両予算の第2の拠出國となったことは、できる限りの範囲內で國際的な責任をさらに多く擔おうとする中國の誠意と行動力を十分に示している。
國連予算の國別分擔率を定めるうえで柱となる原則は各國の支払い能力だ。中國は経済規模は大きいが、依然途上國だ。これが中國の支払い能力を評価するうえでの重要な根拠だ。海外での護衛への積極的な參加からPKOまで、途上國の貧困削減への手助けから積極的な気候変動対策まで、中國は國連憲章の趣旨と原則の厳粛な約束を堅守し、國連中心の國際體制を斷固として守り、自らの引き受けた國際的な責任と義務を終始真剣に履行し、國連の各事業の順調な展開を後押ししている。
行動によって多國間主義を堅持し、國連の権威を守っているのはどの國か。至る所で自國の利益ばかり計算し、さらには國連分擔金の全額納付を含む國際的な義務を逃れさえしているのはどの國か。國際社會の目には次第に明らかになってきている?!钢袊悉工扦硕嘟堑氖澜绀?つの柱となり、多國間主義の推進に積極的な貢獻をしている」と、グテーレス國連事務総長は評価する。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年12月28日
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