フランス外務省が先日、中國側によるカナダ國民拘束に懸念を表明したことに注目が集まっている。これについて外交部(外務省)の華春瑩報道官は25日の定例記者會見で「フランス側の聲明について、中國側は斷固として拒絶し、反対する。われわれはカナダ側、フランス側、その他カナダ側のいわゆる同盟國のいずれもが、獨立して事件を処理する中國の司法機関の権力を尊重し、中國の司法主権を尊重することを望む」と述べた。外交部ウェブサイトが伝えた。
【記者】フランス外務省は今週月曜日、中國側によるカナダ國民拘束に懸念を表明し、このカナダ國民に公正な待遇を與えるよう中國側に促す聲明を発表した。これについてコメントは。カナダ國民拘束に関して最新の進展はあるか。
【華報道官】中國側関係當局によるカナダ人2人に対する法に基づく強制措置と行政処罰に関して、われわれはすでに狀況を説明した。言及されたフランス側の聲明について、中國側は斷固として拒絶し、反対する。中國側関係當局は中國の國家の安全に危害を加えた疑いでカナダ國民を法に基づき拘束した。一方、カナダ側は米側の要請に応じて中國企業幹部を不法に拘束したのであり、両者は性質が異なる。
われわれはカナダ側、フランス側、その他カナダ側のいわゆる同盟國のいずれもが、獨立して事件を処理する中國の司法機関の権力を尊重し、中國の司法主権を尊重することを望む。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年12月26日
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