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日本が人手不足解消に外國人労働者受け入れ拡大へ 在日華人には朗報? (2)

人民網日本語版 2018年08月08日09:02

在日華人がキャリアップしやすい環境に

日本の外國人労働者の中でも、中國人が非常に重要な位置を占めている。1970年代末から、在日華僑?華人の數は増加の一途をたどり、80年代以降は急速に増加している。そして、07年には、在日華僑?華人の數が初めて、在日韓國人?朝鮮人の數を超え、日本で最も多い外國人グループとなった。日本の法務省が16年12月に発表した在日外國人統計調査の統計によると、在日外國人のうち、中國人が最も多い約74萬人で、過去最多を記録し、日本の外國人の31.4%を占めていた。

一つ上の世代の華僑?華人たちが日本で就いていた主な職業は包丁にハサミ、散髪ハサミを指す「三刀」と呼ばれ、調理師とお針子、理容師だった。しかし、今の華僑?華人の大半は優れた高等教育を受け、高い學歴を持ち、情報技術関連のハイテク企業や中國と取り引きをしている日本企業が人気の就職先となっている。

現在、一部の華僑?華人が貿易?加工、運輸?飲食などの伝統産業に従事している以外は、大半が企業に就職したり、教育や科學研究などの分野で働いており、さらに、情報技術や金融、環境保護、醫療などのハイテク産業の職に従事している人も多い。

日本政府が外國人労働者の受け入れ拡大を図ることは、日本社會の各分野にまで進出している華僑?華人にとってはチャンスが増えることになりそうだ。例えば、日本が今回打ち出した新政策では、在日外國人が日本の會社で技能実習生として最長5年滯在した後、新たな就労資格を得れば、最長で10年にわたって滯在できるようになり、そうなれば、企業の管理職に就いて、中堅幹部になることも可能になる。つまり、日本の華僑?華人のキャリアアップ?昇進の可能性が拡大するということだ。

日本の留學生も、卒業後は「特定活動(継続就職活動)」ビザを取得して1年間日本に滯在ができ、日本でゆっくりと仕事を探して選ぶ時間のゆとりができるようになる。また、海外の大學を卒業後、直接日本で就職する外國人も歓迎されている。

さらには外國人技能実習生が、実習期間を終えた後、帰國して再び就労資格を申請することも可能になる。


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