中國教育部(省)はこのほど、學生の體力テスト基準「國家學生體質健康基準(2014年改正版)」を発表。各學校に対して、學期ごとに、全ての學年の學生を対象にテストを行い、學生ごとに評価を行うように指示した。一般高校や中等職業學校、一般大學で、テスト結果が50點以下だった學生は、正式な卒業ではない「結業(履修はしたが、いくつかの科目に不合格)」、あるいは「肄業(複數の科目が不合格で、規定の課程を終えていない)」として処理されることになる。また、測定項目が増加していることもあり、ネットユーザーからは、「史上最も過酷」との聲が上がっているが、近年體力低下が問題となっていることもあり、支持する聲も多い。羊城晩報が報じた。
△ 必須項目が増加
同基準によると、中學校や高校、大學の各學年の學生が行うテストの項目は、50メートル走、長座體前屈、立ち幅跳び、懸垂(男)、腹筋(女)、1000メートル走(男)、800メートル走(女)。
合計得點は、基準點と追加點で構成され、120點満點。學生の合計得點が90.0點以上の場合「優秀」、80.0-89.9點の場合「良好」、60.0から79.9點の場合「合格」、59.9點以下の場合「不合格」と評価される。
「良好」以上と評価された學生は、賞授與の対象となり、「優秀」と評価された學生には、「體育奨」の単位が與えられる。一方、「不合格」と評価された學生は、同學期にもう一度測定を行い、それでも「不合格」と評価されると、該當學期の成績が「不合格」となる。一般高校や中等職業學校、一般大學の學生が卒業時に、測定結果が50點以下だった場合、「結業」、「肄業」として処理される。