19歳の李娜さんは青春真っ只中の可愛(ài)らしい女の子だが、1カ月前に悪性腫瘍の末期と診斷された。まだ若い李娜さんは、普通の人には想像できないような困難な人生を歩んできた。7年前の12歳の時(shí)には骨肉腫で右足を太ももから切斷し、2年前には母親を病気で亡くした。華商報(bào)が伝えた。

李娜さんの祖母張翠雲(yún)さんによると、李娜さんは11歳の時(shí)、學(xué)校から帰ると足が痛いと言い、病院で検査して右足の関節(jié)にこぶし大の腫瘍があることがわかった。右肢の線維性組織細(xì)胞の骨肉腫と診斷された。西安の大手病院で速やかな切斷手術(shù)を醫(yī)師に提案された李娜さんの家族は、李娜さんをこっそりとこの病院から抜け出させ、別の病院に転院して、切斷せずに済むような治療を望んだ。

「當(dāng)時(shí)醫(yī)者は、最良の方法は切斷だと言ったが、私たちは彼女の足を殘したかった」。張翠雲(yún)さんによると、一家は10數(shù)萬(wàn)元（１元は約17円）を借金して李娜さんの足の手術(shù)を行ったが、術(shù)後半年で李娜さんは再び足の痛みを訴えた。再び病院を訪れると、主治醫(yī)はすぐに足の切斷を申し出た。「切斷しなければ、命はない」。（編集YH）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年9月10日