北京市経済?情報化局が29日に明らかにしたところによると、このほど発表された「北京市ロボット産業イノベーション発展行動案(2023?25年)」は、北京市のロボット産業について、2025年までに北京市のロボット中核産業の売上高を300億元(1元は約20.0円)以上にし、中國をリードする世界の先端的なロボット産業クラスターを構築するとの発展目標を打ち出した。新華社が伝えた。
同案の主要目標によると、2025年までに北京市のロボット産業のイノベーション能力を大幅に高め、100種類のハイテク?高付加価値ロボット製品と100種類の全國に推進する価値を持つ応用シーンを育成する。1萬人當たりロボット保有臺數で世界トップレベルに達し、イノベーション要素が集結し、イノベーションと起業が活発な発展エコシステムを形成する。
同案は、北京はロボット産業チェーンの鍵となる部分に焦點を當て、完成機企業のチェーンの主要な牽引的役割を発揮し、イノベーションチェーンをつなげ、人工知能(AI)大規模モデル、産業の重要中核技術、重要部品などの基礎的支援力を強化し、ロボット産業チェーンの安定、補強、強化を推進する。例えば畫像、テキスト、音聲及び力、熱、電気、磁気などのマルチモデルセンサーデータを融合処理する大規模モデルシステムの研究開発、人工筋肉や電子スキンなどの新型構造の開発?応用を模索するとした。
北京はロボット産業の空間的配置を最適化し、北部ロボット企業?研究機関連攜モデルエリアを重點的に構築し、南部ロボット企業?ユーザー連攜集積エリアを建設する。同時にロボットリーディング企業が産業チェーンの優位性を発揮するのを支援し、川上?川下関連企業の天津市?河北省での展開を誘導し、北京に本部を置き天津?河北で生産を行う企業が、インダストリアルインターネットプラットフォームの構築や親工場?下請け工場の建設などを通じ、生産資源のマッチングと生産プロセスの協同を実現し、産業チェーン?サプライチェーンの統合能力を高めることを奨勵する。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年6月30日