今月21日から27日にかけて春節(舊正月、今年は1月22日)に合わせた7連休となった中國。休暇が終わり、職場に戻った人も多いが、すんなりと仕事モードに切り替えることができただろうか?休暇明けの數日は、テンションが上がらず、仕事中も眠気に襲われることがあるという人も多いかもしれない。実は、それらはポストホリデー癥候群の癥狀の一つだ。中國科技新聞網が報じた
ポストホリデー癥候群は通常、長期休暇明けに生じ、數日間にわたってテンションが上がらず、仕事の効率も上がらないとったトラブルが生じるほか、なかには気分が悪くなったり、食欲が無くなったり、めまいや不安な気持ちに襲われたりするような人もいる。
醫師は、「ポストホリデー癥候群は心身癥の一種で、楽しい休暇が終わって日常生活に戻ると、心理的落差が大きくなるため生じる。休息の時間や飲食のペースなどが変化し、加えて仕事や勉強のプレッシャーにも直面して、不安な気持ちになったり、不眠癥になったりする。休暇明けに、眠気に襲われるのは、集中力が落ちて、反応が鈍くなっているためで、一般的には短期間で元の狀態に戻ることができる」としている。
春節期間中はごちそうを食べることが多いため、休暇明けはさっぱりとしていて、食物繊維やビタミンが多く含まれた食品を食べるようにすると、胃腸への負擔を減らすことができる。
また休暇明けに仕事に戻り、疲労を感じる場合は、晝休みに少し晝寢をするとよい。ある研究によると、朝20分多めに寢るよりも、朝起きて8時間後に20分晝寢するほうが疲労回復に効果的としている。
また、晝休みにちょっとした運動をすると、活力を取り戻す助けになる。運動のほか、數分間ぼーっとする時間を作ると、集中力が増し、不安な気持ちになったり、気持ちが落ち込んだりするのを防ぐことができるという。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年2月1日