安徽省量子計算工學研究センターが28日に明らかにしたところによると、合肥本源量子計算科技有限責任公司は中國製の複數の量子コンピューターを開発するとともに、1臺のコンピューターをユーザーに引き渡したという。これにより、中國は世界で3番目に量子コンピューターの完成品引き渡し能力を備えた國になった。中國は「量子超越性」を実現したのに続き、世界の量子計算研究分野におけるリーディングの地位を改めて確保した。
同センターの張輝センター長の説明によると、世界では100社を超える量子計算企業が非常に多くの人手?資源を投入して量子コンピューターの開発を進めている。カナダの企業は2011年に量子コンピューターを初めて販売した。米國のIBM社は19年に商用量子コンピューターの引き渡し?配置を行った。中國の本源量子が製造した量子コンピューターは21年にユーザーへ引き渡された。量子コンピューターは世界各國が競爭を繰り広げる焦點の1つになっており、ますます多くの研究機関と大手企業が競爭に參入しており、これから実用化可能な汎用型量子コンピューターの開発プロセスが加速するだろうという。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年1月30日