北京市科學技術委員會は15日に、「全國科創センター重大科學技術革新成果100」を発表した。一連のプロジェクトは、主に重大科學進展、重大科學技術特別プロジェクト、重大科學技術奨勵プロジェクトの最新の成果となっている。新華社が伝えた。
情報によると、この100件の成果には基礎研究と応用基礎研究、産業化の成果という3つの段階が含まれる。
今回発表された100件の成果には、次の特徴がある。
(一)世界の科學技術の先端に焦點を絞った。清華大學などは初めて雙粲重粒子を発見。その性質の研究は、人類が物質の構成と強い相互作用力の本質への理解を深める一助になる。
(二)國家重大発展戦略に焦點を絞った。大型水力発電所用の高強度かつ溶接しやすい厚板と関連溶接材料溶接技術の開発?応用の成果が、國內外の大型水力発電プロジェクト9件で応用されている。
(三)ハイテク産業の発展に焦點を絞った。これらの成果には、集積回路、スマート設備、醫薬?健康などの10大ハイテク分野が含まれる。
(四)首都都市建設及び社會発展の需要に焦點を絞った。清華大學などのグリーン公共建築環境?省エネ設計コア技術の研究と応用の成果により、年間で約2億6000萬kWhの節電効果があり、CO2排出量が約22萬3000トン削減。
(五)科學技術體制改革の深化に焦點を絞った。企業が技術革新の主體となり、一部の成果が特許及び譲渡を通じ産學研の協力を実現。
北京市科學技術委員會の関係者によると、100件の成果は北京の科學技術革新において科學技術の先端であり、経済において主戦場となり、國の重大な需要をその対象にしているという特徴を備えている。
情報によると、北京市の昨年の全社會研究開発費がGDPに占める割合は5.7%で、全國一となった。1萬人あたり発明特許保有件數は94.6件で、全國平均水準の10倍近くとなった。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年10月16日
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