國家衛(wèi)星気象センターはこのほど、気象衛(wèi)星「風(fēng)雲(yún)2號H星」が先月28日時點ですでに無事東経79度に到達し、観測した高品質(zhì)大気畫像を伝送したと発表した。同衛(wèi)星は今後、軌道上で2ヶ月間にわたり観測を進めていく。人民日報海外版が伝えた。
同衛(wèi)星は今年6月5日に打ち上げられ、その観測範(fàn)囲は西は中央アフリカ、東はオセアニアに跨がり、24時間連続で「一帯一路」(the Belt and Road)沿線諸國に専屬サービスを提供し、気象予報から防災(zāi)?減災(zāi)?災(zāi)害救助などに必要なデータを提供する。一帯一路沿線諸國は気象資料が乏しく自然災(zāi)害が深刻なため、世界気象機関及びアジア太平洋宇宙協(xié)力機構(gòu)は中國に対して、同衛(wèi)星の位置を西側(cè)に移すことで、風(fēng)雲(yún)シリーズ靜止軌道衛(wèi)星の観測範(fàn)囲を拡大するよう求めた。國防科技工業(yè)局と中國気象局はその後、アジア太平洋宇宙協(xié)力機構(gòu)と風(fēng)雲(yún)気象衛(wèi)星応用協(xié)力意向書に署名し、その位置を西に7.5度移すことを決定した。
國家衛(wèi)星気象センターの魏彩英副主任によると、今年9月に上海協(xié)力機構(gòu)加盟國の利用者のニーズと風(fēng)雲(yún)2號のマッチングを行う計畫だという。気象部門は風(fēng)雲(yún)衛(wèi)星のデータ商品や資料入手方法などに関する各國の需要を理解し、需要に基づきサービスプランを計畫する。風(fēng)雲(yún)データサービスネットワークや北京世界気象機関ホームページ、中國気象局衛(wèi)星放送システムなどを通じ、これらの國と地域により便利で効果的な衛(wèi)星リモートセンシングデータ商品を提供していく。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年8月8日
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