中國銀聯(lián)が22日に発表した春節(jié)(舊正月、今年は2月16日)の消費に関する最新のデータをみると、2018年春節(jié)連休期間(2月15~21日、舊暦の大晦日から1月6日にあたる)には、銀聯(lián)ネットワークを介した取引が過去最高を更新し、取引金額は6790億元(1元は約16.9円)に達して前年同期比47%増加し、取引件數(shù)は4億6200萬件で同35%増加した。質(zhì)の高い外食や文化?娯楽方面の消費が伸びており、消費バージョンアップの加速傾向が明らかだった。
消費構(gòu)造をみると、休日ショッピング、一家団らんの食事、旅行?移動、文化?娯楽活動が今年の春節(jié)連休における消費の4大テーマだった。具體的な増加ペースをみると、外食とショッピングの増加率が上位にある。春節(jié)連休に銀聯(lián)ユーザーのショッピング関連の消費金額は同43%増加し、外食関連の消費金額は同約50%増加し、中でも特に質(zhì)の高い外食サービスの増加率が大きかった。
春節(jié)に集まって食事をするのは伝統(tǒng)的な習慣というだけでなく、家族が集まって団らんし、新しい年を迎え、新年の多幸を祈るための重要な儀式でもある。春節(jié)連休の全國の外食消費1件あたりの平均金額は他の祝休日よりも高く、ミドルグレードからハイグレードの質(zhì)の高い外食消費の規(guī)模が大幅に拡大し、前年同期比60%以上増加した。特に石家荘や呼和浩特(フフホト)などの都市で規(guī)模が急速に拡大した。
春節(jié)にはおいしいものを食べたいだけでなく、生活水準の上昇にともなって、人々は食をめぐる精神的な充足感も求めるようになった。春節(jié)連休には、芝居を見る、映畫を見る、アミューズメントパークで遊ぶなどの文化?娯楽活動がふんだんにあり、銀聯(lián)ネットワークでもアミューズメントパークを代表とする娯楽関連消費の取引金額が同46%増加し、映畫などの文化蕓術(shù)関連消費の取引金額も同約70%増加した。映畫をはじめとする文化娯楽活動は年越しの新たな風俗になりつつある。
移動については、やはり「故郷に帰る」のが春節(jié)の変わらぬテーマであり、旅行に出かけて家族と楽しいひとときを過ごすという人がますます増えている。移動取引データによれば、舊暦の12月に入ると道路や鉄道の旅客輸送、航空券などの移動関連の消費が徐々に増加し、春節(jié)連休中は航空券の消費増加率がトップに立った。マイカーによる移動は自分でルートを決められ、楽しくワクワクするものであることから人気が高まっており、春節(jié)連休にはガソリン関連の取引金額の増加率が同20%を超えた。
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