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2017年10月23日  
 

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南京大虐殺紀念館で涙を流しながら見學する日本人女性

人民網日本語版 2017年10月23日15:26
南京大虐殺紀念館で涙を流しながら見學する日本人女性
バウヒニアの花を持つ少女の像の前に立つ佐々木真理子さんと古谷恵莉子さん。

21日午前、日本人約20人からなる訪中団が南京の中國侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館を見學。 古谷恵莉子さんは、ハンカチで涙を拭きながら、「このような歴史は教科書では習ったことがなく、本當につらい気持ちになる。見學中、心の中にずっとひっかかるものがあり、こんな世界があるなんて本當に信じられない」と、取材に対して感想を語った。南京晨報が報じた。

座談會で、同記念館の張建軍館長は、「こんなにたくさんの日本の青年が當館に來てくれて、とてもうれしい。南京は苦難を経験した都市で、今は平和をとても大切にしている」とし、「當館は設置されてから約30年の間、歴史を銘記し、平和を大切にするという理念を保ってきた。理念を壁に掲げているのは、今後の世代に、平和を大切にし、未來を切り開いてもらいたいから」と語った。

當館の臨時展示ホールでは、佐々木真理子さんが、目を真っ赤にし、ハンカチで涙を拭きながら見學していた。

佐々木さんは、「南京に來たのは2回目だが、同館に來たのは初めて。今回ここでたくさんの寫真や映像を見て、自分の親友が傷付けられたような気持ちになった。小さな子供もおり、私も母親であるため、その親の気持ちがよく分かる。日本では広島や長崎が被害を受けた歴史ばかり學んだので、別の世界を見たような感じがする。日本は被害者であるものの、加害者でもあり、被害を受けたと同時に、他の國を傷つけたことを知った」と語った。

佐々木さんは東京學蕓大學で中國語の講師をしており、子供のころから中國の古典文學が大好きで、1995年に広州で中國語を學んだ経験もある。そんな彼女は、「學校に戻ったら授業で、學生にこの歴史を伝えたい。私の教え子らも將來教師になった時に、自分の教え子に伝えてくれるだろう」と話した。

訪中団の一人である東京學蕓大學4年の古谷恵莉子さんは、畫像や映像資料をノートに記録しながら見學し、分からないことがあると近くの人に聞いていた。そんな古谷さんは、「見學して、これはとても重い問題だと思った。心の中に何ひっかかるかものがあり、とてもつらい気持ちになった」と話し、涙を流した。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年10月23日

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