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JTBが訪日客対象に「手ぶら旅行」支援サービス開始 商機に同業者も照準

人民網日本語版 2018年02月14日09:35

中國でも連休に外國旅行へ行く人が増加している。しかし、海外旅行へ行く人にとっての悩みが「荷物」。そこで、日本最大の旅行社?JTBなどは、外國人観光客の「手ぶら旅行」を支援するサービスを打ち出した。

JTBは1月から、日本最大の宅配業者?ヤマトホールディングス(HD)などと共同で、訪日客の大型荷物を預かって宿などに配送し、手ぶら観光を支援するサービス「ラゲージ?フリー?トラベル」を実施している。訪日客は飛行機を降りると手ぶらで観光を楽しめる。

筆者は同サービスをオンライン予約してみた。すると、入國前に名前や連絡先、宿泊先の住所、荷物の數などを入力するだけと、申し込みはとても簡単。空港に到著した後は荷物を専用カウンターに預けるだけだ。全ての手続きが約10分で終わり、料金も荷物1個に付き2千円ほどだ。

現在、預け場所は成田、羽田、中部、関西の4つの國際空港に設置されている。配送先に指定できるのは日本全國1萬軒の宿泊施設で、空港から宿泊施設まで全て手ぶらで観光を楽しむことができる。

JTBは、2020 年に年100萬人の利用、50億円規模の売り上げを目指すとしている。

「ラゲージ?フリー?トラベル」の責任者であるJTBの棉石隆人さんは、「現在、當社のサイトでは日本語か英語でしか予約できないが、4月からは中國語と韓國語にも対応するようになる。また、中國人観光客の決済の習慣に合わせて、支付寶(アリペイ)で決済ができるサービスも開発中」と紹介した。

日本の他の宅配業者も「ラゲージ?フリー?トラベル」に負けじと、その商機に目を付けて同様のサービスを打ち出している。例えば、日本郵便は今春から全2萬の直営局に翻訳システムを導入し、窓口での接客対応を向上させるほか、3月から千局程度で荷物預かりのサービスを始める。料金は1日300-600円程度。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年2月14日 

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