世界観光都市連盟（WTCF)は北京でこのほど、「世界観光経済すう勢報告（2018）」を発表した。観光消費はすでに、世界各國の人々にとって重要なライフスタイルとなっており、2017年における國內(nèi)観光と海外観光を含む世界における旅行者延べ総數(shù)は、世界総人口の1.6倍に相當(dāng)する延べ118億8千萬人に達(dá)した。このうち、中國人の旅行者數(shù)が最多で延べ45億3千萬人だった。人民日報海外版が伝えた。

報告では、世界観光業(yè)の成長率は、2018年も全世界のGPD成長率を上回る6.7％に達(dá)すると予想している。また、世界における旅行者総數(shù)は、世界総人口の1.7倍に相當(dāng)する延べ126億7千萬人に上り、アジア?太平洋地域の旅行者総數(shù)および観光収入が全體に占める割合も、引き続き上昇すると予想している。

報告では、2018年世界観光経済の発展傾向として、以下の8項目を挙げている。

1.世界観光業(yè)は、全面的かつ迅速に発展する。

2.世界観光業(yè)におけるアジア太平洋、歐州、米國という三大勢力の構(gòu)図がさらに顕著になる。このうち、アジア太平洋地域の旅行者総數(shù)および総収入の成長が最も速く、歐州?米國エリアはいずれもやや減速する。

3.観光業(yè)全體における新興エコノミーのシェアが継続して向上。

4.新興5ヶ國（BRICS）の観光業(yè)発展が極めて目覚ましく、ブラジル、ロシア、インド、中國、南アフリカ5ヶ國の旅行者総數(shù)は延べ63億6千萬人に達(dá)する見込み。

5.観光は、國際サービス貿(mào)易において最大の比重を占める産業(yè)となる。

6.世界の観光投資が急増する。アジア?太平洋地域は世界観光投資マップの中で、観光投資規(guī)模が最も大きく、成長率が最も速い地域となる。

7.世界観光経済において、都市が重要な役割を発揮する。

8.世界観光業(yè)に攜わる上場企業(yè)が増加し続ける。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年1月26日