新小売の炎がホーム分野を「熱く」し始めている。家具?インテリア大手の居然之家と阿里巴巴(アリババ)集団は11日、戦略的協力で一致したことを明らかにした。アリババと関連の投資機関から居然之家へ54億5300萬元(1元は約17.2円)を出資して株式の15%を保有するとともに、雙方は今後、それぞれの強みを生かしてホーム分野の新小売で新たなビジネスを模索するという。「北京日報」が伝えた。
合意によると、アリババは居然之家の店舗売り場の全面的デジタル化バージョンアップに協力し、消費者の建築材料選択や家具購入のシーンの再現やバージョンアップした體験を実現する。また雙方はクラウド內裝プラットフォームを共同構築し、內裝のデザイン、材料購入、施工管理などチェーン全體にわたるホーム內裝産業モデルを新たに構築する。こうした取り組みは新小売の流れに新たな場面を付け加え、ホーム産業のビジネスインフラのさらなる全面的なバージョンアップを後押しするものとなる。
居然之家はホーム分野が中心となり、ECと物流が側面から支える大型商業チェーングループ。2017年末現在、全國に223店舗を擁し、売上高は600億元を超えた。計畫では22年までに川上と川下の完全な融合を実現し、実店舗數600店以上、売上高1千億元以上の達成を目指す。アリババ側からみると、今回の提攜により、16年の新小売戦略の全面的スタート以降進めてきたデジタル家電、消費財?商店?スーパー、ファストファッション?雑貨、レストラン?グルメ、內裝?ホームなど新小売の全業態にわたる配置が基本的に完了したことになる。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年2月12日
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