不動産サービス大手の米CBREはこのほど、「北京優(yōu)良不動産市場：2017年の総括と2018年の展望」と題する報告を発表した。これによると2017年における北京のオフィスビルの純吸収量は、前年比49％増の46萬7900平方メートルと、6年ぶりに最高レベルに達(dá)した。北京日報が伝えた。

オフィスビル市場では、中國資本企業(yè)が主力となっており、需要全體の70％を占めている。今年は約90萬平方メートルの優(yōu)良オフィスビルが新規(guī)需要となり、2008年以降初めての供給ピークとなる見通し。同時に、全市の新規(guī)プロジェクトのうち一級レベルに達(dá)するオフィスビルは、全體の約70％を占めると予想され、この數(shù)値は現(xiàn)在よりはるかに高くなっている。

CBRE中國華北區(qū)エリア顧問?取引業(yè)務(wù)オフィスビル部門の王茂君?執(zhí)行役員は、「2018年の供給量は、CBD（商務(wù)中心區(qū)）、望京および麗沢の三大ビジネスエリアに集中する見通しで、このうちCBDと麗沢の2ヶ所には、優(yōu)良プロジェクトの第一期物件が市場に出回る。新プロジェクトは、北京市場全體の品質(zhì)レベルを引き上げると同時に、市場でますます活性化するオフィスビルのアップグレードへのニーズをさらに推し進(jìn)めることになるだろう」とコメントした。

不動産市場の小売については、2017年における北京核心オフィスエリアの新規(guī)増加供給量は17萬8200平方メートルに達(dá)し、9年ぶりに記録を更新し、全市の新規(guī)増加供給総量の27％を占めた。倉庫?物流不動産市場では、2017年末時點(diǎn)での空室率が0.3％と、3四半期連続で0.5％以下となり、市場全體で「ほぼ満室」?fàn)顟B(tài)が続いている。施工進(jìn)度などの影響を受け、2017年全年の新規(guī)増加供給量は前年比53％減少、新規(guī)プロジェクトが交付されたのは1四半期だけだった。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年2月7日