上海市インターネット情報弁公室（網(wǎng)信弁）の微信（WeChat）公式アカウント「網(wǎng)信上海」が17日に投稿した情報によると、米ホテルチェーン大手マリオット?インターナショナルが世界範囲で全面的に自社サイトの中國語コンテンツの社內(nèi)調(diào)査を行い、関連スクリーニング?修正の完了に近づいており、18日より同社のアプリが再びリリースされることになった。マリオットはすでに8つの改善措置を打ち出している。新華社が伝えた。

マリオットの改善措置は3つの面に分かれる。監(jiān)督管理責任について、マリオットは情報審査フローを改善し、組織枠組みを調(diào)整し、特に中國関連のコンテンツの発表において、中國チームにより多くの審査?監(jiān)督管理の職責を與える。中國インターネット安全法及び関連法律?規(guī)定を?qū)W習し、これを踏まえた上で必要な措置を講じる。第3者機関の活動をより厳しくチェックし、厳格な基準によりそのサービス內(nèi)容を真剣に検査する。本件の責任者の調(diào)査及び厳粛な処理はすでに終えており、中國語サイトとアプリの関連內(nèi)容をスクリーニング?修正し、また世界範囲で全面的に自社サイトの中國関連コンテンツの社內(nèi)調(diào)査を現(xiàn)在実施している。

さらに研修の強化と運営の改善について、マリオットは中國の法律?規(guī)定を厳守し、中國域內(nèi)サイト運営者の法的義務を全面的に履行し、世界範囲內(nèi)で、従業(yè)員の中國に関する研修と教育を強化するとしている。

報告枠組みについて、マリオットは中國語サイトとアプリで、消費者がよりスピーディーに提案?報告するためのルートを設置し、かつ問い合わせ?クレーム內(nèi)容を直ちに処理する責任者を設けるとし、中國政府部門とのコミュニケーション體制を強化し、政府部門の意見と指導を積極的に求め、関連規(guī)定?制度への理解を深めるとした。

マリオットは先ごろ、中國の會員に送ったイベント関連Eメールで、チベットと香港?マカオ?臺灣地區(qū)を「國」として記載し、中國の関連法律と規(guī)定に違反した。

上海市黃浦區(qū)インターネット情報弁公室及び黃浦區(qū)市場監(jiān)督管理局は10日夜、マリオットの責任者と面談し、調(diào)査を開始。上海市黃浦區(qū)インターネット情報弁公室の責任者は11日、マリオット?インターナショナルグループ大中華區(qū)の責任者とマリオットホテル管理公司の上海の責任者と面談し、公式中國語サイト、中國版アプリの1週間の自主閉鎖を命じた。

さらに上海市観光局は11日夜、マリオット?インターナショナルグループ上海公司の責任者と面談し、マリオットの役員に対して直ちに事実を調(diào)査し、責任者を厳罰に処し、かつ関連部門の法に基づく調(diào)査と処理に協(xié)力するよう命じた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年1月19日