2017年には中國自動車市場の増加率が鈍化し、乗用車の販売量は2385萬2千臺で同4.5%の増加となった。一汽大衆(VW)が15日に発表した昨年の業績一覧をみると、通年の中國市場販売量は140萬5千臺で同6.8%増加し、過去最高を更新し、VWの世界販売量への寄與度は20%を超えた。一汽VWの発表によると、今後は製品構造の全面的な最適化を進め、SUV(スポーツ用多目的車)と新エネルギー車の配置を加速させ、自社ブランドのSUV新車種を今年第3四半期に発売するという。「北京日報」が伝えた。
一汽大衆販売有限責任公司の孫恵斌?執行副社長の説明によると、「一汽VWはSUVがなく、製品の種類の市場カバー率が40.5%しかない狀況の中、乗用車7車種によって市場で大きな勝利を収めた。このうち『マゴタン』の年間販売量は21萬臺を突破し、B級車市場のトップに立った。『C-TREK』は累計販売量が6萬926臺に達し、中國ワゴン車市場で78%のシェアを占め、同市場の300%を超える増加率達成を後押しした。『サギター』は累計販売量が32萬9千臺になり、Aプラス級車市場でトップの座を保った」という。
同公司の董修恵社長は、「2018年に、一汽VWは新製品5車種を投入する。A級車市場で主流のSUVの『T-Roc』、中高級クラスのSUV、『フォルクスワーゲン』のリニューアル車、『CC』のリニューアル車、アップデートした『ゴルフ スポーツバン』で、VWブランドの市場カバー率が現在の40.5%から70%以上になる見込みだ。また2020年をめどに、新エネルギー車5車種以上を市場に投入する予定」と説明した。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年1月16日
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