ザリガニを食べることで橫紋筋融解癥が発癥する原因や理由はまだ解明されていない。しかし、ザリガニを食べて「當たりを引いてしまう」人は毎年後を絶たない。このほど、江蘇省南京市鼓樓區(qū)の市場管理監(jiān)督局は、中國全土でも初めての「ザリガニ保険」をうち出したことを発表した。現(xiàn)在、同區(qū)ではすでに5つのレストランが保険契約をしている。消費者は、保険契約しているレストランでザリガニを食べてから12時間以內(nèi)に橫紋筋融解癥が発癥した場合は、最高で2萬元（約30萬円）の保険金を受け取ることができる。南京日報が報じた。

平安保険江蘇支店の賠償責任保険契約査定マネージャーの李丹さんは「ザリガニを食べてから橫紋筋融解癥を発癥した場合は、二級病院（區(qū)レベルの病院）あるいは二級以上の病院のはっきり同病と診斷された診斷書を提示することで、同保険の請求が可能となる。消費者はザリガニを食べた時のレストランの領(lǐng)収書および診斷カルテ、醫(yī)療費の領(lǐng)収書が揃っていれば、通常3日以內(nèi)に保険金の支給を受けることができる」と紹介している。（編集TK）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年8月19日