資料寫真 |
リオデジャネイロ五輪では、通算金メダル數を23個に伸ばした米國のマイケル?フェルプス選手が「あざ」のある狀態でレースに出場し、中國伝統の「カッピング療法」が世界中で注目されるようになった。それ以外にも今回の五輪ではカラフルなテーピングもにわかに注目の的となっている。卓球女子の試合では、福原愛選手がスネに目立つテーピングをしていた。テーピングもカッピング療法と同じく、選手に怪我があっても「究極のパワー」を発揮できるようサポートしてくれるのだろうか?南方日報が報じた。
広東省第二人民病院リハビリテーション醫學科の姜迎萍科長によると、選手らがしているカラフルなテーピングの正式名稱は「キネシオ」というそうだ。日本の加瀬建造博士が1970年代にキネシオを考案?開発した。筋肉のサポート?リラックス、関節の動きの改善、血液循環の促進、リンパ浮腫の改善などの効果がある。プロのアスリートが使用すると、筋肉や関節の痛みをやわらげることができ、試合で好成績を収めるためのサポートとなるという。
キネシオテープには薬物が一切含まれていないため、一般的にアレルギー反応が起きる確率が非常に低く、多くの人々が使用可能なテープなのだという。また一定程度の弾力性もあり、防水性、通気性も備えているため、貼っていても競技や動きに影響を與えることはないという。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年8月19日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn