中國(guó)と韓國(guó)の自由貿(mào)易協(xié)定(中韓FTA)が20日に発効した。2012年5月の交渉スタートから14回に及んだ交渉を経て、中韓FTAがついに実を結(jié)んだことになる。中韓自由貿(mào)易區(qū)は中國(guó)がこれまでに設(shè)立した海外との自由貿(mào)易區(qū)の中で、貿(mào)易額が最も多く、カバー領(lǐng)域が最も広い。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。
▽両國(guó)國(guó)民に実質(zhì)的なメリット
韓國(guó)の伝統(tǒng)的グルメについて語(yǔ)れば、サムゲタンが必ず話題に上る。サムゲタンは今では中國(guó)に輸出され、韓國(guó)旅行で必ず注文する料理から、中國(guó)人の食卓に上る料理へと変わりつつある。中韓FTAの枠組の中で、韓國(guó)の関連業(yè)界はあれこれ試そうと手ぐすねを引いている。韓國(guó)の肉加工品メーカー?夏林(ハリム)グループの輸出事業(yè)部の崔章淳部長(zhǎng)は、「韓國(guó)市場(chǎng)で販売されているサムゲタン製品は主に冷凍パッケージと常溫パッケージの2種類があり、中國(guó)への輸出、販売、食用はどれも非常に便利だ。鶏肉製品は畜産品で、両國(guó)が締結(jié)したFTAに基づき、関稅がすぐにはゼロにはならないが、今後10年から20年で段階的に下がる見込みだ」と述べた。
また崔部長(zhǎng)は、「現(xiàn)在、中國(guó)市場(chǎng)への進(jìn)出を計(jì)畫し、その意向を明らかにする同類製品のメーカーは5社あり、この數(shù)字はさらに増加を続けるとみられる」とした上で、「中國(guó)市場(chǎng)は體積が大きく、中國(guó)市場(chǎng)への進(jìn)出がまだ準(zhǔn)備中だったとしても、中韓FTAの枠組の中で長(zhǎng)期的な経済効果は十分に期待できる」と述べた。
中韓FTAにより「まだのもの」はより多様になり、「すでにあるもの」にはさらに実質(zhì)的な恩恵が及ぶようになる。中韓FTAの役割が大きくなれば、両國(guó)國(guó)民には実質(zhì)的なメリットがもたらされる。具體的に言うと、韓國(guó)の対中輸出では、ヘアケア製品、バス製品、スキンケア製品の関稅が今後5年で20~35%引き下げられる。冷蔵庫(kù)、炊飯器、マッサージ器の一部、美容機(jī)器などは10年で現(xiàn)在15%の関稅が撤廃され、歯磨き粉などの口腔衛(wèi)生製品は10年で現(xiàn)在10%の関稅が撤廃される。中國(guó)の対韓輸出では、現(xiàn)在の関稅が10~20%の魚、冷水エビ?むきエビなどの一部の水産品が、今後5~20年でゼロ関稅になる。セロリ、豆類などの一部の野菜とパイナップル、梨などの一部の果物の関稅は、15~20年で現(xiàn)在の30%前後がゼロになる。衣類?靴類の一部製品は10~20年でゼロ関稅が実現(xiàn)する。冷蔵庫(kù)、暖房設(shè)備の関稅は10~20年で8%からゼロになる。