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世界のEV販売臺數が力強い伸び 中國が主要な推進力に

人民網日本語版 2023年03月01日16:07

英國のコンサルティング會社LMCオートモーティブと電気自動車(EV)関連データのサイトがまとめた大まかな統計によると、2022年には世界のバッテリー電気自動車(BEV)の販売臺數が前年比68%増の780萬臺に達し、新車販売に占める割合が初めて10%に達した。米國の金融サービス企業S&Pグローバル傘下の自動車産業研究機関は、「世界の自動車電動化の流れはもはや押しとどめることはできない」との見方を示した。

中國と歐州は世界のEV販売の力強い成長を後押しする主要な原動力となっている。22年には、中國の新エネ車の生産臺數は同96.9%増の705萬8千臺、販売臺數は同93.4%増の688萬7千臺、市場シェアは25.6%に達し、生産?販売共に8年連続で世界一になった。そのうちバッテリー電気自動車(BEV)の販売臺數は同81.6%増の536萬5千臺だった。22年の歐州のBEV販売臺數は同29%増の158萬臺だった。自動車市場におけるBEVの浸透率は、ドイツが18%、英國が17%、フランスが14%となっている。歐州最大の自動車市場であるドイツでは、22年のEV生産臺數が新車生産臺數に占める割合が25%に達し、自動車の新規登録のうち30%以上がEVだった。

ブルームバーグ?ニュー?エナジー?ファイナンス(BNEF)の予測では、23年に世界の新エネ乗用車販売臺數は1360萬臺に達し、そのうち約75%がBEVになる。年內には、世界のEV保有臺數は4千萬臺に達し、世界の自動車保有臺數全體の約3%を占めるようになり、20年の1%より大幅に増加するという。

國際エネルギー機関(IEA)の予測では、30年にはEVの販売臺數が世界の自動車総販売臺數の20%以上を占めるようになり、複數の市場で充電設備に対する需要が大幅に増加する。現時點では充電インフラ建設がまだ相対的に遅れている國が多く、早急に整備する必要がある。30年にはEVの充電に必要な電力量が総電力需要の4%に達し、電力の供給も試練に直面することになるという。

IEAは、「各國は引き続き政策による支援に力を入れ、大型EVの発展を加速させ、新興國と発展途上國の自動車電動化の歩みを加速させ、EVのインフラおよびスマートグリッドの建設を拡大し、安全?安定的で持続可能なEVサプライチェーンを構築するべきだ」と提案した。(編集KS)

「人民網日本語版」2023年3月1日

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