3年ぶりとなる第13回中日友好成人式が今月25日、北京の在中國日本大使館で開催され、垂秀夫駐中國日本大使や貴島善子公使、中日両國のゲストが出席した。人民網(wǎng)が報(bào)じた。

今年は中國と日本の18歳から22歳までの若者約140人が參加した。成人式では、日本伝統(tǒng)の鏡開きのほか、北京在住の日本人を中心に活動(dòng)するアマチュアブラス?ジャズバンド「BJBJ」による演奏、中國伝統(tǒng)の獅子舞いなどが披露され、大いに盛り上がった。

垂大使は3年ぶりに一堂に會(huì)することになった両國の青年に祝福の言葉を述べ、「とても好きな中國のことわざに『縁があれば千里離れていても知り合える。縁が無ければたとえ向かいに座っていても知り合うことはない』というのがある。本日ここに集っていること自體、このような不思議な縁を感じないだろうか」としたほか、両國の未來を擔(dān)う新成人に、「ぜひ、これからの人生において相手國の社會(huì)、文化、歴史に注目し、関心を持ち続け、多様な交流を通じて、互いの理解を深め、日中関係のさらなる発展のために盡くして欲しい」とメッセージを贈(zèng)った。

中國で活躍するドキュメンタリー監(jiān)督の竹內(nèi)亮氏も成人式にゲストとして出席。34歳の時(shí)に中國語を?qū)Wび始め、今では流暢な中國語を操る竹內(nèi)監(jiān)督は日本の若者たちに対して、中國語の勉強(qiáng)のコツは「ドラマを見ること」とし、「分からない単語があったら止めて、調(diào)べて、また巻き戻して見る。1時(shí)間のドラマを大體6時(shí)間くらいかけて見ていたが、だんだんその時(shí)間が短くなる。最後は1時(shí)間のドラマを1時(shí)間で見終わった時(shí)のその達(dá)成感がたまらない」と紹介した。そして、「中國を知り、中國に溶け込んでください。中國には楽しいことがいっぱい待っている。僕は10年生活しているが、本當(dāng)に楽しい」とした。

北京外國語大學(xué)に通う小嶋瀬凪さんは、日本側(cè)の新成人代表として挨拶し、「日本で子供向けの中國語會(huì)話教室を経営するのが夢。日本の未來を擔(dān)う世代に中國に親しみを持ってほしい。そして、言葉だけでなく、自分が中國に來て學(xué)んだこと、感じたことを次の世代にも伝えていきたい。実際に、私が體感した中國のいいところを日本人の皆さんに広めたい」と語った。

北京大學(xué)で醫(yī)學(xué)英語を?qū)煿イ筏皮い攵沛忽─丹螭现袊鴤?cè)の新成人代表として挨拶し、「醫(yī)學(xué)のグローバル化、円滑化を促進(jìn)するというのが私の一番の願(yuàn)い。中日交流にとって、醫(yī)學(xué)は非常に重要なトピックで、日本のレベルの高い研究開発と長い歴史を誇る中國伝統(tǒng)醫(yī)學(xué)の経験を組み合わせ、中醫(yī)學(xué)がさらに大きな役割を果たして、全人類に益を及ぼすようになることを願(yuàn)っている」と語った。

2023年中日友好成人式は、在中國日本大使館と中國日本商會(huì)、北京日本倶楽部のサポートの下、北京日本人留學(xué)生社団（BJSA）が開催した。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年2月28日