北京時間2月2日、パキスタンでカラチ原発3號機(K-3)の完成式が行われた。これにより、パキスタンに輸出する中國の2機の100萬kW級國産第3世代原子爐「華竜1號」が完成?稼働開始した後、正式にパキスタン側に引き渡された。これは華竜1號の海外初のプロジェクトが全面的に完成し、中國の原発の海外進出の新たな重要な節目になったことを示している。科技日報が伝えた。
引き渡されたカラチK-2/K-3は、パキスタン最大規模の原発であり、パキスタン初の単一100萬kW級電力プロジェクトでもある。
2021年5月20日に、K-2は正式に商業運営を開始した。K-3は22年4月18日に臨時の検収に合格した。K-2/K-3が完成?稼働した後、現地の停電の頻度と時間が大幅に減った。2基は毎年現地に200億kWh近くのクリーンエネルギーを提供し、現地の200萬人の年間生産?生活用電力の需要を満たす。毎年の標準石炭消費を624萬トン、二酸化炭素(CO2)排出量を1632萬トン削減し、1億4000萬本分の植林に相當する。パキスタンのエネルギー構造の最適化、世界のCO2排出量ピークアウトとカーボンニュートラルの目標達成、世界的な気候危機への共同対処の推進に対して重要な意義を持つ。
「南南協力」の優れた見本と稱えられるチャシュマ原発1號機から、パキスタン初の100萬kW級原発プロジェクトのK-2/K-3プロジェクトに至るまで、中國?パキスタン雙方はすでに2大原発の原子爐6基を共同建設している。パキスタンに盡きることのないクリーンで安定的な電力を提供し、パキスタンの人々に実利をもたらしている。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年2月3日