中國古代科學技術展の広西巡回展が5日、広西科學技術館で開幕した。今回の広西巡回展では68點の展示品が厳選された。天文、機械、建築、軍事、井戸の塩採掘、科學普及活動の6大展示エリアに分かれる。模型?実物?寫真の陳列、現場での科學普及體験活動などにより、中華民族の數千年の文明における科學技術発展の歴史を體系的に紹介。古代中國の科學技術と製造技術の優れた成果、科學技術人物の典籍及び科學技術の思想?方法を展示する。中國新聞網が伝えた。
展示品の中には、他國より300年以上も進んでいた天文裝置「簡儀」、それから世界の機械掘削の先駆けとなった井戸の塩採掘機械、さらに中國のロケット武器「一窩蜂」などが含まれた。専門家志願者代表の羅里熊氏は取材に対し、「GPSがなかった古代、人々は指南車を発明した。指南車は機械駆動の自動制御裝置で方向を示す。古代の帝王は移動の際に、これをナビゲーションにしていた」と述べた。
學生の梁春月さんは古代科學技術展覧を見學した後、古代の人々の知恵に感嘆し、「井戸の塩採掘機械は非常に巧妙であり、古代の人々が発明した濕度計も素晴らしかった。彼らは羽毛や木炭により濕度を測定するやり方は非常に賢い」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年12月7日
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