歐州連合(EU)は19日、フランスの有名な漢學(xué)者で、元在カナダフランス大使のニコラス?シャピュイ氏(61)を次期在中國EU大使に推薦したと発表した。中國新聞社が報じた。
歐州対外行動庁の発表によると、EUのモゲリーニ外交安全保障政策上級代表が、EU新任大使24人の推薦リストを発表した。その一人がシャピュイ氏だった。
資料によると、シャピュイ氏はフランス國立東洋言語文化學(xué)院を卒業(yè)後、パリ第7大學(xué)で漢學(xué)修士學(xué)位を取得した。そのため、しっかりとした中國語の基礎(chǔ)があり、中國の古代の伝統(tǒng)詩歌文學(xué)を研究し會得している。
フランスの外交界に進(jìn)出して以降、東洋文化に精通しているため、シャピュイ氏は何度も中國に派遣され、在中國フランス大使館文化參事官、在上海フランス総領(lǐng)事館の総領(lǐng)事、在中國フランス大使館の公使、フランス外務(wù)省アジア大洋州局の副局長などを歴任した。
2003年から05年まで、シャピュイ氏は在モンゴルフランス大使館の大使を務(wù)め、15年2月から17年5月まで、在カナダフランス大使館の大使を務(wù)めた。そして、今回在中國EU大使に推薦された。実際に選任されれば、大使として外國での任務(wù)に就くのはこれで3回目ということになる。
EUの中國における常設(shè)機(jī)関である在中國EU代表部は1988年10月に設(shè)立され、その部長は全権大使の特権を持つ。その公式サイトによると、代表部は主に、歐州と中國が調(diào)和ある関係を保てるよう取り組み、EUが中國、モンゴルなどの政治、経済発展の狀況を把握する重要なルートともなっている。
現(xiàn)在の在中國EU大使は、在中國オーストリア大使館の元大使であるハンス?ディートマール?シュヴァイスグート氏で、14年9月から同任務(wù)に就いていた。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年7月20日
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