臺(tái)東県政府と臺(tái)灣中華郵政が緑島に共同で設(shè)置した海底ポスト。ポストの形は、「ピグミー?シーホース」がヒントとなっている。（資料提供：臺(tái)東県政府）

世界一深い場所にある海底ポスト「ピグミー?シーホース（タツノオトシゴの最小種）」が臺(tái)灣地區(qū)で4日から利用を開始した。臺(tái)東県緑島石朗シュノーケリングエリアに設(shè)けられた「ピグミー?シーホース」の形をした海底ポストは、深さ11メートルの場所にある。臺(tái)東県長が一番乗りではがきを投函、このポストについて世界中に告知した。臺(tái)灣「中央社」の報(bào)道を引用して中國新聞網(wǎng)が伝えた。

この海底ポストは、臺(tái)東県政府と臺(tái)灣中華郵政が共同で設(shè)置した。ポストは、緑色海底に棲息する小妖精「ピグミー?シーホース」の形をしており、色は白、高さは約1.8メートル。

臺(tái)東県の黃健庭?県長と臺(tái)灣中華郵政の彭履恒?主任視察、潛水のギネス世界記録保持者Ahmed Gabr氏らが、ともに潛水し海底郵便ポストを使用した。

一番乗りではがきを投函した黃健庭県長は、「この便りは、全世界に宛てて、この海底郵便ポストについて知らせるものです。これをきっかけとして、世界中の人々が緑島を訪れ、ピグミー?シーホースの魅力を堪能していただきたい。観光客の皆さん、緑島という海洋の天國を一緒に守りましょう。そして、世界中に祝福を送ります」と述べた。

また、陸に上がった黃県長は、やや興奮した様子で、「これほど深い場所に海底ポストが設(shè)置されたのは、今回が初めてだ」と述べた。臺(tái)東県交通?観光発展処の江慧卿?処長は、「初便りには宛名が書かれていないため、展示することとした」とした。

彭主任視察は、「海底郵便ポストは、緑島石朗シュノーケリングエリアの深さ11メートルの場所に設(shè)置されており、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)では世界で最も深い場所にある海底ポストだ。専用の防水はがきは、緑島の教員と學(xué)生が共同で制作したもので、指定商店で購入できる。今後、海底ポストの営業(yè)収入は、環(huán)境教育費(fèi)に投入される計(jì)畫だ」と説明した。

海底郵便ポストのほか、美術(shù)裝置「海のこころ」も設(shè)置されており、ロマンあふれるウェディング寫真の海中撮影スポットとして注目されるとみられる。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年5月8日