5Gは2019年頃に中國で商用段階に入るが、これにはどのような特徴があり、ユーザーにどのようなサービスを提供できるのだろうか。9日に開かれたボアオ?アジアフォーラム2018年年次総會のサブフォーラム「未來の通信」において、出席者は5Gネットワークをめぐり、その普及と応用シーンについて議論した。中國新聞社が伝えた。

アップルの葛越グローバルバイスプレジデントは、5Gネットワークの発展は3つの分野に特化すると判斷した。（1）超大容量のデータ保存、VR?ARデバイスの応用を?qū)g現(xiàn)。（2）遅延の超短縮、醫(yī)療機器の遠(yuǎn)隔操作、リアルタイムのデータフィードバックを?qū)g現(xiàn)。（3）全スマートデバイス間の相互接続を?qū)g現(xiàn)。

葛氏は、「現(xiàn)在の5Gネットワークの弱點は、モバイル化の実現(xiàn)が困難な點にあり、4G技術(shù)をベースにモバイル化を?qū)g現(xiàn)しなければならない。そのため現(xiàn)在のところ、5Gネットワークはホットスポットとして使用し、最後の1キロのサービスを提供するしかない」と指摘した。

半導(dǎo)體メーカー?VIA Technologiesの陳文琦會長兼CEOは、「5Gネットワークは多くのシーンに応用できる。例えばネットワークのクラウド化により、新たなIoTの使用を?qū)g現(xiàn)する。これは攜帯電話の技術(shù)変革を必要とするが、將來的にはより多くの技術(shù)を融合する。自動車も5Gネットワークのコミュニケーションの場になる」と話した。

エリクソンのレイフ?ヨハンソン會長は、「多くの醫(yī)療機器は5Gネットワークによって結(jié)ばれ、多くのデータを集めスムーズに交換?保存し、醫(yī)師のプラン決定を促すことができる。5Gネットワークはさらに、自動運転車の発展を促し、自動車の通信を支援し、自動運転の安全性を高める」と述べた。

ヨハンソン氏は、「省エネ?排出削減では、5Gネットワークを使い各種データを収集し、建築に用いる水と電力を計算することで、使用の効率を高めコストを削減できる」と指摘した。

葛氏は、「溫度センサー、加濕器、照明などの裝置とアップル製品との間でデータ交換することで、省エネ?排出削減の目的を達(dá)成できる」と例を挙げて説明した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年4月10日