北京首都國際空港の第2ターミナルビルで19日、出國審査の自動通関サービスがスタートした。條件を満たした3タイプの國內外の旅客は、パスポートをスキャンし、指紋を照合すれば、10秒で手続きを終えることができる。「人民日報」海外版が伝えた。
次の3タイプの旅客が新サービスを利用できる。
(1)出國以前の入國時に自動通関サービスを利用した人は、今後段階的に出國時に自動通関サービスを受けられるようになる。
(2)有効期間1年の數(shù)次出入國通行証をもち、出入國審査機関に指紋と顔寫真の情報登録を行った中國國民は、登録した出入國地點で自動通関サービスを受けられる。
(3)外國の電子パスポートと中國での6カ月以上の滯在許可をもち、出入國審査機関で指紋と顔寫真の情報登録を行った外國人も、自動通関サービスを受けられる。
同日午前、海南航空の搭乗員と乗客の一部が第2ターミナルビルで同サービスを試験的に利用した。第3ターミナルビルの出國時自動通関ルートもまもなく完成して利用が始まる予定で、そうなれば航空會社が北京の出入國審査機関に旅客の搭乗情報を報告している場合、サービスの対象となる旅客はだれでも同サービスを受けられるようになる。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年8月20日
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