中國國家気象センター強天気予報センターの鄭永光?首席が26日に明らかにしたところによると、現場での調査測量の結果、江蘇省塩城市で発生した風害は竜巻と斷定された。専門家チームが判定した竜巻の強度はEF4級、風力は17級(56.1~61.2m/s)以上だった。新華社が報じた。
6月23日午後2時から3時にかけて、江蘇省塩城市では過去に類を見ないほどの強烈な大風、暴雨、雹、雷、稲光など大荒れの天気が発生、同市阜寧や射陽の一部地域は極めて大きな被害を受けた。災害発生後、江蘇省気象臺は今回の風害は竜巻であったと斷定した。
江蘇省気象臺の解令運?局長は、「自動気象観測ステーションやレーダーなど現有の観測設備の密度や性能では、竜巻を正確にキャッチすることはできず、大まかな推測にとどまっている。よって、竜巻が発生したか否かを判斷するには、現場での調査?確認というプロセスを経なければならず、その破壊力から強度のランクが確定される」と述べた。災害発生後、江蘇省気象局は速やかに、國家気象センター強天気予報センター、北京大學、南京大學など各機関の気象専門家十名から成る調査チームを組織、塩城の被災地で現場調査を行うよう要請した。
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