中國商務部(省)の沈丹陽報道官は17日の定例記者會見で、1月の中國商務運営狀況を発表し、記者からの質問に答えた。中國経済網が伝えた。
沈報道官によると、外需の不振と輸出入価格の下落の影響を受け、中國の1月の輸出入額は前年同期比9.8%減の1兆8800億元(1元は約17.2円)となった。うち、輸出額は6.6%減の1兆1400億元、輸入額は14.4%減の7400億元、黒字は12.2%増の4062億元。価格要素を差し引くと、輸出入額、輸出額、輸入額の下げ幅はそれぞれ0.9%、0.5%、1.5%となる。
1月の中國対外貿易には以下の特徴が見られた。
(1)一般貿易が占める割合が拡大した。
(2)民間企業の輸出入が情勢に逆行して増加した。
(3)対歐米日の輸出入がヘリ、周辺の一部地域への輸出が増加を維持した。
(4)労働集約型商品の輸出は全體を上回り、主な大口商品の輸入は量は増えたが価格は低下した。
(5)東部地域の下げ幅は小さく、一部の中西部の省では比較的大きな成長を記録した。
(編集SN)
「人民網日本語版」2016年2月23日