良渚博物館の文化「クラウドライブ配信」やポタラ宮の「クラウド個人旅行」など、新型コロナウイルス感染が拡大するなか、デジタル化という新ツールの力によって、人々の博物館めぐりに新たな変化が生じている。中國新聞網が伝えた。
新型コロナウイルス感染による肺炎のパンデミックを受け、世界各地の多くの博物館が臨時休館を余儀なくされている。その一方で、天貓モールに出店する博物館の數が増加している。
〇世界中の博物館の「天貓モール集結」ブームが到來
天貓の統計データによると、現在までに國內の故宮博物院や國家博物館、頤和園および海外の大英博物館やメトロポリタン美術館など博物館28ヶ所が天貓モールに出店しており、人々が待ち望んでいるルーブル美術館も近く出店する予定という。
3月29日、世界四大美術館のひとつであるロシア?エルミタージュ美術館も天貓モールに出店した。
エルミタージュ美術館は別名「冬宮殿」といい、ロシアの「武則天」ともいわれているロシアの女帝エカテリーナ2世が建造した個人美術館で、館內に収蔵されている秘蔵品は約300萬點に達し、ダ?ヴィンチやピカソといった著名蕓術家の作品も少なくない。ロンドンの大英博物館、パリのルーブル美術館、ニューヨークのメトロポリタン美術館とともに、世界四大美術館の一つと呼ばれている。
天貓新文化クリエイティブチームの擔當者は、「我々がリードして、エルミタージュ美術館とジュエリーブランド『周大生』など18の中國ブランドとの提攜を通じ、50種類のボーダーレス文化クリエイティブ製品の開発を加速した。これには、鎮館の寶である『孔雀の時計』からインスピレーションを得たネックレスも含まれている」と紹介した。