上海博物館で12月18日、今年最後の展覧會となる「唐招提寺鑑真文物?東山魁夷障壁畫展」に、數多くの市民が詰めかけた。今回、同博物館は、唐招提寺が秘蔵する鑑真和上が仏教を広めるために幾多の困難の末、渡日を実現させた苦難に満ちた人生を描いた「東征伝絵巻」、室町時代(15世紀)の彩色された掛軸「鑑真和上」、今回初めて中國に里帰りする、舎利が內蔵された日本の國寶「金亀舎利塔」などの貴重な文化財が選ばれている。また、東山魁夷畫伯の障壁畫(日本家屋の室內で、空間を仕切るための障子や壁に描かれた絵畫)の大作の數々も集められ、優美さと蕓術の醸し出す雰囲気に満ち、中日文化交流の源が表現され、日本両國の友好のページを描き出している。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年12月19日