「世界に目を向けると、われわれは過去百年間なかった大変動(dòng)に直面している」。これは現(xiàn)在の國際情勢に対する中國上層部の重要な論斷だ。過去百年間なかった変動(dòng)の中で、新中國成立70周年という歴史的節(jié)目にあって、中國の外交政策の行方に世界は注目している。近く開幕する全國両會(huì)（全國人民代表大會(huì)?全國人民政治協(xié)商會(huì)議）は、世界が中國外交の行方を知るための窓となるだろう。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

■ホームグラウンド外交で世界に「確定性」を與え続ける

中國共産黨の第18回黨大會(huì)以來、ホームグラウンド外交は中國外交の大きな目玉となっている。特に去年、中國はボアオ?アジアフォーラム年次総會(huì)、上海協(xié)力機(jī)構(gòu)（SCO）青島サミット、中國アフリカ協(xié)力フォーラム北京サミット、第1回中國國際輸入博覧會(huì)という4大ホームグラウンド外交を通じて、安定した積極的で明確なメッセージを世界に発信し続け、「不確定」な世界に確定性を與え続けてきた。

今年に入っても、ホームグラウンド外交への中國の熱意は冷めていない。2年ぶりに「一帯一路」國際協(xié)力サミットフォーラムが北京で再び開催される。これは中國にとって今年最も重要なホームグラウンド外交だ。新たな出発點(diǎn)において、中國がいかにして各國と「一帯一路」建設(shè)のさらなる向上を推進(jìn)し、グランドデザインを基礎(chǔ)に、より的確で詳細(xì)な計(jì)畫を立てるかが大いに注目される。これに加え、第2回中國國際輸入博覧會(huì)などのホームグラウンド外交活動(dòng)もある。輸入博覧會(huì)は中國を開放し、「一帯一路」國際協(xié)力サミットフォーラムは世界を結(jié)ぶ。これらは中國にとって開放型世界経済の構(gòu)築を推進(jìn)する重要な実踐であり、各國と共に開放の中で共通利益を拡大し、協(xié)力の中でチャンスの共有を?qū)g現(xiàn)する揺るぎない姿勢を示すものでもある。

■グローバル?ガバナンスに引き続き貢獻(xiàn)

中國は常に世界平和の建設(shè)者、世界発展の貢獻(xiàn)者、國際秩序の擁護(hù)者であり続ける。これは責(zé)任ある大國として中國の擔(dān)う役割だ。

現(xiàn)在、國際體制の変革は正念場にあり、世界経済の前進(jìn)は十字路に立っている。中國はグローバル化と自由貿(mào)易を支持する鮮明な姿勢、「開放の扉はより大きく開かれていくのみであり、閉ざされることはない」という実際の行動(dòng)によって、引き続きグローバル?ガバナンス変革の方向を主導(dǎo)的に先導(dǎo)し、さらに多くの中國の知恵を集めて國際行動(dòng)に変えていると分析される。

朝鮮半島情勢、イラン核合意維持の問題及びアフガニスタンやシリアの問題において、中國の特色ある紛爭解決の道に世界は期待を高めている。複雑で入り組んだ國際情勢を前に、中國が再び「安定化裝置」の役割を擔(dān)い、國際的な紛爭や難題の解決に向けて「中國の案」を示す。両會(huì)の整理と解説を経て、今後の中國外交の構(gòu)想と措置が、より明確に世界に示されるに違いない。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年2月28日