ジェームズ?キャメロンが製作、腳本を務め、ロバート?ロドリゲス監督がメガホンを取った米サイバーパンク?アクション映畫「アリータ:バトル?エンジェル」が今月22日に中國で公開され、3日後の24日午後時點で興行収入が3億9200萬元 (1元=16.49円)に達した。北京日報が報じた。
1991年から95年にかけて連載された木城ゆきとによるSF格闘漫畫「銃夢」を原作とする「アリータ:バトル?エンジェル」は、サイバネ醫師のイドが、ある日クズ鉄の山から300年前の少女サイボーグの頭部を発見、修復された彼女は過去の記憶を失っており、イドによってアリータと名付けられる。自分の過去を探るアリータはは、かつて月面で戦った兵士としての記憶がある事に気づき、格納されていたサイボーグボディ「バーサーカー」を発見したことで自分がかつて戦士だったという確信を深める。同漫畫の大ファンだったジェームズ?キャメロンは2009年に腳本が完成したことを明らかにした。「タイタニック」や「アバター」など中國でも大ヒットした作品の監督を務めたジェームズ?キャメロンが製作、腳本を務めたとあり、「アリータ:バトル?エンジェル」にも高い注目が集まっていた。
公開初日22日の興行収入は約1億3000萬元と、大ヒット映畫となった中國のSF作品「流浪地球(The Wandering Earth)」の1日當たりの最多興行収入記録を塗り替えた。また北米での公開初日の872萬ドル(1ドル=110.71円) をはるかに上回る數字となっている。中國の映畫専門サイト?貓眼の統計を見ると、北米での興行収入は現在、5182萬ドル。つまり、公開3日目で、中國の興行収入が北米を上回り、「アリータ:バトル?エンジェル」にとって中國は最大の「お得意様」になったということになる。コミュニティサイト?豆瓣では同作品の評価が7.6ポイントになっており、「最先端技術を駆使した特殊効果」が最大の見所という聲が多數寄せられている。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年2月25日