阿里巴巴(アリババ)は8日、傘下の天貓や淘寶、閑魚(yú)、阿里文學(xué)などのプラットフォームの統(tǒng)計(jì)を基にした「2018中國(guó)人読書(shū)報(bào)告」を発表。中國(guó)人の読書(shū)に関するさまざまなデータを明らかにしている。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

報(bào)告によると、書(shū)籍の購(gòu)入が便利になっているほか、電子書(shū)籍の普及を背景に、中國(guó)の読書(shū)人口の増加が顕著で、読書(shū)時(shí)間も目に見(jiàn)えて長(zhǎng)くなっている。2018年の読書(shū)人口は約3000萬(wàn)人増えており、2018年において淘寶や天貓、閑魚(yú)、阿里文學(xué)などのプラットフォームで本を買ったり、読書(shū)したりした人が読んだ本の數(shù)は一人當(dāng)たり平均1冊(cè)増え、紙媒體図書(shū)を一人當(dāng)たり平均5.5冊(cè)購(gòu)入した。

読書(shū)人口トップは上海

「読書(shū)報(bào)告」は中國(guó)の「読書(shū)地図」も描き出している。「読書(shū)地図」を見(jiàn)ると、中國(guó)で読書(shū)人口の割合が最も高いのは、依然として沿海の発展した省?市となっている。18年、図書(shū)を購(gòu)入した人が最も多かったのは依然として上海で、読書(shū)人口が最も多い都市だった。上海の人が好む本を見(jiàn)ると、仕事関係や外國(guó)語(yǔ)の書(shū)籍、輸入本が人気で、中國(guó)の他の省?市とは大きく異なっていた。

また、各世代のユーザーが好む図書(shū)を見(jiàn)ても、おもしろい傾向を見(jiàn)つけることができる。例えば、00後(2000年以降生まれ)には、英語(yǔ)四?六級(jí)試験の參考書(shū)が人気であるのに対して、90後(90年代生まれ)には、出産や育児、心理學(xué)系の書(shū)籍が人気となっている。