外資系企業(yè)の中國に対する投資が増加

現(xiàn)在、中國への投資は依然として世界の対外直接投資のトレンドとなっている。合弁會社を立ち上げることを既に発表している米フォード?モーターと中國の自動車メーカー?衆(zhòng)泰汽車は9月27日、フォード傘下の子會社?福特智能出行と、衆(zhòng)泰が折半出資で、衆(zhòng)泰福特智能出行科技有限公司を立ち上げることを発表した。この新會社は、オンライン配車運(yùn)営企業(yè)とオンライン配車を利用する運(yùn)転手に、スマートでオーダーメイドの完全電気自動車移動ソリューションの提供に力を入れる。

同じく自動車メーカーであるドイツのBMWと中國の華晨汽車集団は今月11日、合弁會社「華晨寶馬」の鉄西新工場（遼寧省瀋陽市）を建設(shè)することで合意したと発表した。また、BMWは同日、中國でさらに30億ユーロ（1ユーロは約129.74円）投資して、現(xiàn)有の生産施設(shè)やプロジェクトを強(qiáng)化し、今後3－5年をめどに、華晨寶馬の年間生産臺數(shù)を65萬臺に増やす計(jì)畫を発表した。

9月初め、米國エクソンモービルのダレン? ウッズ最高経営責(zé)任者（CEO）は、広東省において100億ドルに上る?yún)g獨(dú)出資の石油化學(xué)事業(yè)を行う計(jì)畫を明らかにした。また、ドイツの総合化學(xué)メーカー?BASFも最近、広東省で100億ドルを投資して石油化學(xué)コンビナートを建設(shè)する計(jì)畫を発表している。

中國の外資受け入れにはさらに大きなポテンシャル

張センター長は、「今年に入り新しく設(shè)立された外資系企業(yè)の數(shù)や増加ペース、さらに、各多國籍企業(yè)の中國への投資をめぐる実際の行動を見ると、國際社會で言われているいわゆる『中國から外資系企業(yè)が撤退している』という説は成り立たないことが分かる。現(xiàn)在、外資は中國で構(gòu)造調(diào)整を行っており、主に、労働密集型産業(yè)內(nèi)の一部の外資系企業(yè)が中國から撤退しているだけだ。サービス業(yè)や先端製造などの付加価値の高い分野の外資系企業(yè)は中國に進(jìn)出しており、これは中國が投資誘致の質(zhì)や水準(zhǔn)を向上させているという発展の方向性ともマッチしている。しかし、その過程で、一部のメディアや機(jī)関が一部の外資系企業(yè)が中國から撤退していることを引き合いに出し、多くの外資系企業(yè)が中國に進(jìn)出しているという事実は取り上げずに、『外資撤退ブーム』と伝えるのは、明らかに悪意に満ちている。実際には、外資にとって中國は依然として魅力ある投資先で、中國政府もさらに多くの措置を?qū)g施して、外資投資の安定した成長を促進(jìn)している」との見方を示す。

そして、「中國が持続的にビジネス環(huán)境を改善し、外資系企業(yè)の中國における合法的権益を保護(hù)し、自由貿(mào)易試験區(qū)が中國全土の外資増加を牽引し、市場參入の條件がさらに緩和され、関連政策が加速して実施されるにつれ、中國の外資受け入れにはさらに大きなポテンシャルが生じることになる」と指摘している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年10月18日