阿里山観光列車の前で記念撮影する観光客 (畫像提供:臺灣地區(qū)「聯(lián)合報」 撮影?謝恩得) |
臺灣地區(qū)の阿里山森林鉄道では、今年1月から2月にかけて4回も脫線事故が発生し、3月12日から運休が続いていた。臺灣鉄路管理局は、路線や車両の全面點検?修理およびメンテナンスを実施した。観光列車は今月26日に試運転を行い、27日から正式に運行を再開した。臺灣地區(qū)の「聯(lián)合報」の報道を引用して中國新聞網が伝えた。
運転再開後、初めて運行する列車が午前9時に嘉義駅を出発した。多くの観光客が、阿里山観光列車が運行を再開したことに、喜びと興奮を隠しきれない様子だった。70歳になるというお年寄りは、「阿里山の列車に乗るのは生まれて初めてのことだ。列車の運行が再開されることを知り、臺南市官田區(qū)から駆けつけた」と話した。
乗客の中には日本からの観光客のほか、臺灣一周旅行中のスイス人?オリビアさんもおり、彼女は阿里山が非常に美しい場所であると聞き、友人から阿里山列車が運転を再開したことを知らされ、やって來たという。彼女は、阿里山列車に乗って奮起湖に向かい、そこから車で阿里山を観光する計畫だという。友人と臺灣旅行をスタートさせた時點では、阿里山列車が一時運休していると聞いてとても殘念に思っていたというオリビアさんは、「私はとてもラッキー。有名な阿里山列車に乗ることができて、大変嬉しい」と話した。
阿里山列車は、これまで何度も、臺風などの天災のために運休となったことがある。現(xiàn)時點では、本線のうち、嘉義駅-阿里山郷十字路駅(奮起湖経由)間だけで運行されている。中斷されている十字路駅から二萬坪駅の間は、新しいトンネルを開通させる必要があり、全線で運行が再開されるのは2022年以降になるとみられている。阿里山森林観光區(qū)を走る阿里山鉄道支線(沼平、神木および祝山線)は、最も人気が高い區(qū)間であり、最も収益の高い路線でもある。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年6月29日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn